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映画「グリーンブック」無料で見れる本編動画はありませんでした。

 

 

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映画「グリーンブック」感想 評価レビュー

映画「グリーンブック」を観た感想。(ネタバレなし)

大切なことに気づかせてくれる映画
30代 男性

評価: 4.0天才黒人ピアニストと、コンサートツアー運転手として雇われた白人コンビの実話に基づいた話。ピアノの才能に恵まれ、名誉と裕福な暮らしを手に入れた黒人のドク。決して裕福な暮らしではないけれど、家族や友人など周囲から愛される白人のトニー。お互いにないものを持つ二人が、ぶつかりながらも助け合ったり理解しようと努力をしながら絆を深めていく様子に胸が熱くなり涙が出ました。何が幸福だと感じるかは本人にしか分からないし、人はそれぞれ悲しみを抱えているんだなと。そんな「人の幸福感」について考えさせられる作品でした。黒人差別についてもリアルに描かれているのですが、誰しも日常の中で自分と他人を比べて、無意識に線引きをしている部分はあると思います。年齢を重ねるごとに、考え方や思想が凝り固まってしまいがちですが、自分の物差しに囚われずに生きていきたい、「周りがこう言うから」ではなく自分の目で物事を判断できる人になりたいと、この映画を通して強く思いました。ひどいと思う人種差別が現実に存在していること、それが決して他人事ではないこと。それでも相手を深く知ることで解り合うことができること。とても大切なことに気づかせててくれる映画でした。

歴史の一部に触れることができる作品
40代 男性

評価: 4.0アカデミー賞作品賞などを受賞し話題になった作品です。本当に面白いのかな?という思いで観に行きましたが、本当に面白かった。舞台は人種差別がまだ根強い1962年のアメリカ。仕事を探していたイタリア系アメリカ人の「トニー」が、黒人ピアニスト「シャーリー」の用心棒として雇われることから物語は始まる。優れたピアニストであるにもかかわらず、人種差別によって様々な困難を強いられるシャーリー。シャーリーと過ごすことで、差別と向き合うようになるトニー。二人の心情が見る側によく伝わってきました。「人種差別」という重いテーマで、時にコミカルに時にシリアスに描かれていて見終わった後、面白かったような考えさせられるような、色々な意味で見て良かったと思わせてくれる作品でした。また『ロード・オブ・ザ・リング』の時の面影などないほど、体重を増やして出演したヴィゴ・モーテンセン、難しいピアノの所作をこなしているシャーリー役のマハーシャラ・アリの演技が見事でした。映画を見る前は『グリーンブック』が何なのか、知りませんでした。実話をもとにして作られたこの作品は、純粋に映画作品として楽しめるだけでなく、差別の歴史の一部に触れることができる、素晴らしい一作だと思います。

アカデミー賞作品賞受賞も納得
30代 女性

評価: 4.52時間程度の映画だと大抵中だるみの時間があるように感じることが多いのですが、この映画は退屈に感じる時間がなく夢中で見入ってしまいました。私が今まで見てきた映画の中でもトップ3には入る印象的な映画です。 1960年代のアメリカ。音楽やファッションなど、アメリカを代表するカルチャーがたくさん生まれた時代であり、ヒッピー、レトロで楽観的なイメージがあります。一方で自由や平和を求める運動が盛んにおこなわれていた時代でもあります。黒人差別はこの時代の大きな課題の一つでしょう。しかし黒人差別を題材にした映画は内容が重くなりがちで、私は今まで観る機会が少なかったです。この映画は実話をもとにしていることもあり、黒人差別をリアルに感じることができたのですが、「くすっ」と笑える場面もたくさんあり、コミカルに描かれています。それと同時に、この時代背景についてとても考えさせられました。友情、家族、仕事などざまざまな視点で問題はたくさんありますが、それらと懸命に立ち向かって行く姿は見終わった後にとても暖かい気持ちにさせてくれました。2~3日は余韻に浸りました。 笑って泣ける「グリーンブック」はアカデミー賞作品賞受賞も納得の作品です。

感動しました
20代 男性

評価: 4.5「グリーンブック」は黒人差別が残る1960年代のアメリカを舞台とした実話の映画です。主人公でナイトクラブの用心棒として働く白人 トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)がある日、一人の男から声を掛けられある場所に呼ばれます。そこで待っていたのが、黒人ピアニストのドクター(マハーシャラ・アリ)でした。彼は人種差別の強い南部のディープサウスでツアーを計画しており、トニーにその用心棒として2ヶ月間共にして欲しいと頼みます。トニー自身は黒人と働くことに抵抗は無かったが、あまりに計画が無謀に感じ一旦断ります。しかし高額の報酬などに惹かれ、黒人用旅行ガイドブックである「グリーンブック」を片手に2人で旅行する所から物語が始まります。最初喧嘩早いトニーといつも冷静に対応するドクターの真逆のコンビが手を組んだ瞬間今後の展開がどうなるか?ワクワクが止まりませんでした。トニーが運転手として旅をしていくのですが、気ままな性格なため時間に遅れたりとギクシャクする場面が多かった前半、次第に2人の友情と絆が生まれお互いが必要とし合う関係になってく瞬間に人間の温かみを感じました。途中何回かドクターが事件に巻き込まれるのですが、その時の2人の葛藤が胸を熱くするものがあり是非劇場で観てほしい場面です。観終わってみて心から友情っていいな、人間の愛って大事だなと感じとても感動する作品でした。2回ほど観ましたが何回観ても感動し、また観たいと思う作品です。

幅広い年齢層に受け入れられると思う
50代 女性

評価: 4.0泣けました。考えさせられました。1960年代の黒人差別が根強く残っているアメリカ南部を舞台に、2人の男性が旅をしていく中で、偏見、差別や人権問題、価値観、葛藤、生き方などについて描かれている実話です。2人の男性とは、教養も知識も才能も財産もある黒人天才ピアニストこと、ドクター・シャーリーが、乱暴で仕事も失い教養が低く黒人への偏見を持っていたイタリア系の白人男性こと、トニーを運転手兼用心棒として雇い、アメリカ南部地方へピアノツアーを旅する物語。そこで『グリーンブック』持って旅に出ることになるのですが、この映画のタイトルにもなっている『グリーンブック』こそ、黒人差別が残っていたアメリカ南部を旅して回るには必要な情報源だったのです。生い立ちや性格も真逆の2人が一緒に旅する時間を通し、互いを認め相手を理解してく過程や、目的地の先々で直面する、差別、偏見、人権、貧富など、1つの映画の中で様々な社会問題やテーマがあったように思います。そのようなテーマの中には笑えるシーンやほっこりとする場面もちりばめられていて、見ている人を飽きさせず引き込んでいってくれます。豊かさとは何か?私はこの映画を通し考えることが増えました。幅広い年齢層に受け入れられる作品だと思います。

映画「グリーンブック」口コミ評価

映画「グリーンブック」の口コミや評価をTwitterから集めてみました。

映画「グリーンブック」作品情報

映画「グリーンブック」のあらすじ。

映画「グリーンブック」のスタッフ/キャスト/声優。

映画「グリーンブック」あらすじ

時は1962年。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は腕っぷしはもちろんハッタリも得意で、ガサツで無学だが、家族や周囲から愛されていた。ある日、トニーは「神の域の技巧」を持ち、ケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏したこともある天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)のコンサートツアーの運転手として雇われる。まだまだ人種差別が根強く残る時代になぜか、黒人にとって制約と危険の多い南部を目指すシャーリー。粗野で無教養なイタリア系用心棒と、インテリな天才黒人ピアニストという何もかも正反対な二人が、黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへ旅立った──。

映画「グリーンブック」クレジット(スタッフ/キャスト)

監督 ピーター・ファレリー
脚本 ニック・ヴァレロンガ
ブライアン・ヘインズ・カリー
ピーター・ファレリー
製作 ジム・バーク
ニック・ヴァレロンガ
ブライアン・ヘインズ・カリー
ピーター・ファレリー
クワミ・L・パーカー
チャールズ・B・ウェスラー
公開 2019年3月1日
上映時間 130分

登場人物 俳優名 吹替声優
トニー・“リップ”・ヴァレロンガ ヴィゴ・モーテンセン 大塚芳忠
ドクター・ドナルド・シャーリー マハーシャラ・アリ 諏訪部順一
ドロレス・ヴァレロンガ リンダ・カーデリーニ 中村千絵
オレグ ディメター・マリノフ 飛田展男
ジョージ マイク・ハットン 佐々木啓夫
ルディ フランク・ヴァレロンガ 石住昭彦
キンデル ブライアン・ステパニック てらそままさき
ロスクード ジョー・コーテス 高桑満
アミット イクバル・セバ 村治学
ジョニー・ヴェネス セバスティアン・マニスカルコ 内田岳志
チャーリー ピーター・ガブ 梅津秀行
モーガン トム・ヴァーチュー 大滝寛
ボビー・ライデル ファン・ルイス 田所陽向
プロデューサー P・J・バーン 森宮隆
アンソニー ルイ・ベネレ 魚建
ニコラ ロドルフォ・ヴァレロンガ 吉富英治
フラン ジェナ・ローレンゾ 田中杏沙
ルイ ドン・ディペッタ 赤坂柾之
リン スハイラ・エル=アーター 東内マリ子
フランキー ギャビン・ライル・フォーリー 新田早規
カーマイン ポール・スローン 蓮岳大
マイキー クイン・ダフィ こばたけまさふみ
ポーリー ジョニー・ウィリアムズ 林大地
ゴーマン ランダル・ゴンザレス ボルケーノ太田