アナと世界の終わり 映画感想

アナと世界の終わり 感想（ネタバレなし）

「アナと世界の終わり」は一言でいうとハイスクールミュージカルとゾンビを混ぜ合わせた映画。

異物混入にもほどがあるが面白くないわけがない！

ゾンビ作品はたくさんあるが、ショーン・オブ・ザ・デッドやゾンビロンドン紀行などが好きな人はたまらないと思う。

主人公であるアナは田舎に住みながら外の世界に憧れを持つどこにでもいるような平凡な女子高生で。現実は映画のように上手くいかない。

ここから抜け出したいなど青春映画でお決まりの歌を歌っているアナの背景では住民がゾンビに襲われているスプラッタな光景が繰り広げられている。

この映画でおススメなのはもちろん醍醐味であるミュージカルである。

ありふれたような歌を歌っていたアナやアナと行動を共にする友人たちはゾンビアポカリプスになってから、およそミュージカル映画では聞けないような歌を歌う。

生きてる人間の声が聞きたい！ゾンビを狩らせたらクラスナンバーワン！といった凄い歌詞がこれまた素晴らしい音楽に合わせて歌われるのだ。

もちろん歌っている本人は真剣である。どのミュージカル映画を探してもそんなシーンは無いだろう。かと思えばライアン・ゴズリングやテイラー・スウィフトはどうなったと思う？など高校生らしい会話をするシーンがあったりと緩急が絶妙である。

クリスマス間近の設定なのでぜひクリスマスに見てもらいたい映画だが、夏の暑い時期にみてもひやっとすることができる。

繰り返しいうがこれはゾンビ映画である。アナたちのサバイバルの様子をぜひ見てもらいたい。

アナと世界の終わり 映画作品情報

アナと世界の終わり 映画クレジット（キャスト/スタッフ）