映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」みた感想
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」はハリウッド版のゴジラですが、日本で生まれたゴジラというキャラクターへのリスペクトを感じる作品でした。
ゴジラやモスラのテーマ曲が、メロディはそのままでかっこよくアレンジされています。
この豪華なテーマ曲を聴くために作品を観たかったと言っても過言ではありません。
ストーリーはゴジラとキングギドラの戦いがメインになりますが、モスラやラドンといった怪獣の描写も鮮やかで、怪獣たちの姿をリアルに感じることができました。
キングギドラは最強で、人間の作った周囲3kmの範囲内の生物を死滅させてしまう兵器さえも効きません。
海の中からキングギドラが姿を現した時はゾッとしました。
キングギドラは格闘の末にゴジラを倒して海に沈めてしまいますが、ゴジラは死んでいませんでした。
眠って回復しているゴジラを目覚めさせる爆弾を海底にセットするため、科学者の芹沢博士が名乗りをあげます。
しかし、爆弾が爆発すれば博士は生きてはいられません。
人類を救うため、命を投げうつ芹沢博士に心を打たれ、涙してしまいました。
芹沢博士はゴジラに愛着を感じ、ゴジラの近くに行きたかったのだとも思います。
爆弾を作動させる前に、ゴジラの体にふれる芹沢博士が心に残りました。
目覚めたゴジラは、より強い存在になってキングギドラと対峙します。
モスラがゴジラを助けようと現れますが、ラドンに襲われてしまいます。
怪獣たちの大迫力の戦いは、手に汗握る、瞬きもできない激しいものになっています。
人間はただそれを驚きながら見ているしかないという、怪獣と人間の対比もうまく描かれた作品でした。
映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」クレジット
監督 | マイケル・ドハティ |
脚本 | マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ |
製作 | トーマス・タル ジョン・ジャシュニ メアリー・ペアレント ブライアン・ロジャーズ |
主題歌 | ALEXANDROS 「Pray」 |
公開 | 2019年5月31日 |
上映時間 | 132分 |
前作 | キングコング: 髑髏島の巨神 |
登場人物 | 俳優名 | 日本語吹き替え |
マーク・ラッセル博士 | カイル・チャンドラー | 田中圭 |
エマ・ラッセル博士 | ヴェラ・ファーミガ | 木村佳乃 |
マディソン・ラッセル | ミリー・ボビー・ブラウン | 芦田愛菜 |
芹沢猪四郎博士 | 渡辺謙 | 渡辺謙 |
アイリーン・チェン博士 | チャン・ツィイー | 甲斐田裕子 |
リック・スタントン博士 | ブラッドリー・ウィットフォード | 安原義人 |
ヴィヴィアン・グレアム博士 | サリー・ホーキンス | 高橋理恵子 |
サム・コールマン | トーマス・ミドルディッチ | 小林親弘 |
ダイアン・フォスター大佐 | アイシャ・ハインズ | 斉藤貴美子 |
ジャクソン・バーンズ海軍兵曹長 | オシェア・ジャクソン・Jr | 松尾諭 |
マルティネス軍曹 | アンソニー・ラモス | 小松利昌 |
グリフィン中尉 | エリザベス・ラドロー | 森なな子 |
ヒューストン・ブルックス博士 | ジョー・モートン | 高岡瓶々 |