映画「グリーンブック」観た感想(ネタバレなし)
1960年代のアメリカ。白人ドライバーと黒人ジャズピアニストが旅をする物語です。
まだ黒人差別が色濃く残るアメリカ南部。旅の中で様々な試練や葛藤を繰り返し二人の仲は深まっていきます。
アカデミー作品賞を受賞、また実話をもとにした作品ということもあり、最初から期待値は高かったです。
内容は期待していた以上に面白く、見入ってしまい約2時間飽きることなくあっという間に感じました。
黒人差別を題材にした作品は内容が重くなりがちだと思います。
白人のトニーも黒人を差別していた一人でした。
ドクター・シャーリーに運転手として雇われた際、周りの友人たちに馬鹿にされ、トニー自身もドクター・シャーリーを見下していました。
旅の中でドクター・シャーリーが差別を受け、それに耐えている彼の姿を間近で見ていて、トニーも黒人差別に対し疑問を感じ意識が変わっていきます。
この作品は差別的要素もリアルに描かれているのですが、クスッと笑える場面もたくさんあり観ていて重くなりませんでした。
主人公二人が互いをリスペクトできるようになり、支えあい旅をしていく友情がとても温かく感動的で涙が出ました。
私が今まで観た映画の中で、面白かった映画トップ3に入る物語です。アカデミー賞作品賞も納得ですね。
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映画「グリーンブック」クレジット(スタッフ/キャスト)
監督 | ピーター・ファレリー |
脚本 | ニック・ヴァレロンガ ブライアン・ヘインズ・カリー ピーター・ファレリー |
公開 | 2019年3月1日 |
上映時間 | 130分 |
登場人物 | 俳優名 | 日本語吹き替え |
トニー・“リップ”・ヴァレロンガ | ヴィゴ・モーテンセン | 大塚芳忠 |
ドクター・ドナルド・シャーリー | マハーシャラ・アリ | 諏訪部順一 |
ドロレス・ヴァレロンガ | リンダ・カーデリーニ | 中村千絵 |
オレグ | ディメター・マリノフ | 飛田展男 |
ジョージ | マイク・ハットン | 佐々木啓夫 |
ルディ | フランク・ヴァレロンガ | 石住昭彦 |
キンデル | ブライアン・ステパニック | てらそままさき |
ロスクード | ジョー・コーテス | 高桑満 |
アミット | イクバル・セバ | 村治学 |
ジョニー・ヴェネス | セバスティアン・マニスカルコ | 内田岳志 |
チャーリー | ピーター・ガブ | 梅津秀行 |
モーガン | トム・ヴァーチュー | 大滝寛 |
ボビー・ライデル | ファン・ルイス | 田所陽向 |
プロデューサー | P・J・バーン | 森宮隆 |
アンソニー | ルイ・ベネレ | 魚建 |
ニコラ | ロドルフォ・ヴァレロンガ | 吉富英治 |
フラン | ジェナ・ローレンゾ | 田中杏沙 |
ルイ | ドン・ディペッタ | 赤坂柾之 |
リン | スハイラ・エル=アーター | 東内マリ子 |
フランキー | ギャビン・ライル・フォーリー | 新田早規 |
カーマイン | ポール・スローン | 蓮岳大 |
マイキー | クイン・ダフィ | こばたけまさふみ |
ポーリー | ジョニー・ウィリアムズ | 林大地 |
ゴーマン | ランダル・ゴンザレス | ボルケーノ太田 |