「ダウト嘘つきオトコは誰？」映画みた感想

映画「ダウト嘘つきオトコは誰？」ネタバレなし感想

映画「ダウト嘘つきオトコは誰？」は恋愛シュミレーションゲームアプリを完全実写化したもので、とても楽しみにしていたのですが正直残念な映画でした。

10人中９人の男が嘘つき男で１人ずつダウトしていくスタイルは原作と同じでしたが、時間が限られている分１人あたりにかけられる時間は限られており、ストーリーがかなり省略されてしまいました。

原作ストーリーを忠実に再現される訳ではない為、原作に沿って話は進めているけれど時間がないから数人の男のダウトシーンはほんの数分であっさり終わってしまいました。

それに加えて、原作でかなり最後の方まで残っていた思い入れ深いキャラクターまでも、あっさりダウトされてしまい、なんともパッとしない印象が残りました。

原作をプレイしたことがあれば細かいストーリーや結末はすでに知っているので、もっと意外性や新しい展開であれば原作ファンも楽しめる映画になっただろうと思うと残念でなりません。

ただ、原作のゲームを全くプレイしたことがない人はテンポよく進んでいくスピード感が面白い映画に感じられる可能性は高いと思います。

まだ観ていない方には映画を先に観てから原作をプレイして頂ければ良いと思う内容でした。

公開された劇場数がかなり少なかったので、わざわざ遠くから足を運んで映画館で観る価値は正直ないと思いました。