ダンスウィズミー(映画)感想

ダンスウィズミー 感想(ネタバレなし)

子供のころのミュージカルに対するトラウマから、「ミュージカルなんて大っ嫌い。いきなり人が歌い出すなんておかしい」と言う勝ち組OLの静香だが、姪っ子が学校でミュージカルに出演することになり、音楽を聴くと歌ったり踊ったりせずにいられない催眠術に掛かってしまう。

マンションのエントランスやオフィスでの会議中、高級レストランなど音楽が聴こえると鳴り止むまでところ構わず歌って踊ってしまい、時にトラブルも引き起こしてしまう。

特にオフィス、高級レストランのダンスシーンは華やかで楽しく、思わず体が動いて踊り出してしまう場面と、音楽が鳴り止んだ時の周りの冷めた反応には笑ってしまう。

使用されている歌は懐メロが多く、私の世代なら一緒に口ずさみたくなるなじみがある歌が多い。

催眠術を解いてもらうために旅に出る後半はロードムービー。

楽しい映画だったが、嘘くさい先輩エリート社員役の三浦貴大さんと主役の静香役の三吉彩花さんとで、和製「ラ・ラ・ランド」を彷彿とさせるような名ダンスシーンを作って欲しかったし、例えば路上で大勢で踊り出すなど、もっともっと派手なシーンがあっても良かったと思った。

エンディングも楽しく、出演者と心の中で歌い、見終わってすっきりした気分で家路に着けた映画だった。

ダンスウィズミー 映画作品情報

ダンスウィズミー 映画クレジット(キャスト/スタッフ)
原作・監督・脚本 矢口史靖
公開 2019年8月16日
上映時間 103分

俳優名 登場人物
三吉彩花 鈴木静香
やしろ優 斎藤千絵
chay 山本洋子
三浦貴大 村上涼介
ムロツヨシ 渡辺義雄
宝田明 マーチン上田